タクシー、電車ののり方
ランプ職人のBordignon Attilioさんに出会ったのは、1年くらい前のことです。このVia Mortaraの通りのアパートに1ヶ月くらい滞在していて、古いランプの光にさそわれて店に入ってからのことです。アティリオさんは1937年生まれで、2代目で、父親も同じ職人さんでした。かってはこのランプ、電灯ができる前までは、住宅つまり当時のインテリアのかなりの重要な部分でした。ガラスの装飾とランプとが結びついて、少ない光を反射により明るく見せる工夫がなされました。ガラスはチェコのボヘミヤ、ベネツィアのムラノ、オーストリアのスワロフスキー、そしてドイツのクリスタルガラスが重宝がられました。ランプの主要部分は叩いた鉄で、現在は溶接しています。かっては、鉄扉やベッドの飾りなども一緒に作っていました。この鉄とガラスとを組み合わせて、いわゆるシャンデリアをつくりあげます。いつ行っても、アティリオさんは、新しいデザインのランプの製作に取り掛かっています。地下の倉庫に作りきれないほどのガラスや鉄の部品がストックされていて、注文に合わせて、デザインを考えているようです。アメリカ人のお客さんからは、romanticaとかいわれて、満足げな様子でした。意外と北京、上海、台湾にもお客がいて送っています。確かに、中国趣味とマッチするのでしょう。
Bordognon Attilio Via mortara 4 Milano